
アジア・オセアニアのフルーツ特集!!
一年中を通して、南国フルーツが楽しめる、アジア・オセアニア地域。北半球に属する日本とは、真逆となる、南半球のオーストラリアとニュージーランドでは、日本で言う冬のシーズンが、夏真っ盛り。マンゴーなどの南国フルーツが収穫できます。また、赤道直下の東南アジアでも、日本ではなかなか目にしない南国フルーツが収穫されています。
日本でも人気のマンゴーから、あまり目にしないドリアンなどのフルーツまで、旬の時期を確認してみました。

<2-3月は、台湾なつめの収穫時期>
台湾ナツメは、ビタミンC、B3、カリウム、葉酸など栄養素が豊富なフルーツです。シャキシャキとした食感と優しい甘みは癖になるおいしさ!台湾ではそのまま皮をむかずに食べるのが一般的。
<3月ー4月は、パイナップルの収穫時期>
台湾金鑽パイナップルは芯までおいしく食べられます。その甘さとジューシーさに、驚くこと間違いなし!
<5月ー6月は、ライチの収穫時期>
ライチにもいろいろ種類があります。今回は、特に有名な2種類をご紹介します。
1つ目、「玉荷包」とは、「玉=翡翠を包んだような」という意味がこめられており ライチ界の翡翠、最高級品といわれます。糖度が高いにも関わらず爽やかでさっぱりとした口当たり、 粒が大きく果肉が厚い上種が小さいため 日本人好みと言われています。
プリプリな果肉は翡翠のように透き通っており、また果汁が多く、甘みとやや酸味があるのが特徴です。品質は台湾現有のライチの品種に比べると優れており、高級フルーツとして台湾でも好まれています。
何十年も試行錯誤して、品質や剪定技術を改良し、安定した量を収穫できるようになりました。
毎年、主に五月から六月に収穫時期を迎えます。ほかのフルーツに比べ、収穫時期が短く、数も限られます。
もう一つは、「黒葉」ライチ。台湾では古くから親しまれてきた、懐かしい味のライチです。熟した果実の皮は赤かあずき色に変わります。トゲはなく表面はなめらかで、きめ細かい半透明の果肉は、柔らかくジューシー、甘みが強いのが特徴です。
台湾では夏にカリウムとビタミンCが豊富な黒葉ライチが好んで食べられます。新鮮な生ライチをぜひこの機会にご賞味ください。
<6-7月は、愛文マンゴーの収穫時期>
赤色の皮に黄金色の厚みのある果肉、南国フルーツの甘い香りで、リンゴのように微かな点々が付いているのが愛文マンゴーの特徴です。
台湾で一番有名なのは台南「玉井」のマンゴーです。玉井は愛文マンゴーの故郷とも呼ばれています。屏東「枋山」も気候が暖かく、台南産よりも早く収穫期を迎えます。デザートやかき氷などにアレンジしても楽しめます。食べたら病み付きになる美味しさ。
<11月-12月は、ぽんかんの収穫時期>
台湾ポンカンはまだ実が緑のうちに収穫し、日本にお届けするまで様々な検査をクリアしながら、追熟し、オレンジに色づいていきます。お手元に届いたときも、まだ緑かかった実がありますが、しばらく置いていただければだんだんと色が変わります。お歳暮時期にも最適なポンカンですが、台湾などの中華圏では、チャイニーズニューイヤー時期に、お金と見立てて、ポンカン、ミカンのような柑橘類を飾る必需品で、とても縁起が良いものです。




<フィリピンのマンゴー>
フィリピンは、南北に長く、7,000以上の島からなる国で、一年中マンゴーが収穫できるといわれています。ビタミンを多く含み、美容・健康に良いとされ、市場などでよく見かける果物です。現地で買うと価格の安さに驚くはず。農薬の検査など様々なチェックを潜り抜けたツワモノたちです。フィリピンで一般的に呼ばれているのがカラバオマンゴーと言われており、100年以上前にインドネシアより伝わったとされています。
<タイのマンゴー>
タイでも種類は異なりますが、ほぼ年間を通してマンゴーを楽しめます。
タイ産フレッシュマンゴーは、イエローマンゴーです。芳醇なる香りとコクが魅力。マンゴーは消化を助ける酵素が含まれています。特に完熟したマンゴーはベータカロテンが含まれ、成人病予防に効果があると言われています。
ナムドクマイマンゴー :6月から12月/1月から9月まで
マハチャノックマンゴー:5月から6月まで
マンゴスチンは、フルーツの女王と言われています。フルーツの王様、ドリアンと同時期に収穫時期を迎え、ドリアンは体を温める機能があり、マンゴスチンは体を冷ます効果があるとされ、ドリアンの後にマンゴスチンを食べる習慣があります。どちらも高級品なので、リッチな食べ方ですね。美味しすぎて食べすぎにはどちらも注意が必要です。
マンゴスチン:5月から6月まで
<マレーシアのドリアン>
マレーシアのドリアンのシーズンは3回あると言われています。その中でも6月から8月が最も収穫量が多いとされています。定期的に、オープンするドリアン専門のお店は、その時期になると多くの人が集まります。中国やシンガポールからその新鮮なドリアンを求めて、ドリアンツアーが開催されるほどの人気です。
においが強烈なため、日本人は嫌いな人も多いと言われていますが、一度食べると病みつきになるようで、リピーターが多いのもドリアンの特徴です。一生に一度は試してほしいフルーツの王様です。




