いつも現地レポートをご覧下さりありがとうございます。新型コロナウイルスに関する奇策が次々に発表されるフィリピンですが今回はどんな策がでるのでしょうか。9月より修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)になったセブ州は国内(セブ島内)の移動が緩和され、セブ島で人気の観光スポットも続々再開して少しずつですがセブ島にも活気が戻って参りました。今回は、中でもセブ島にきたら絶対参加したいツアーの観光スポットの現在をレポートいたします。
セブ島、NO.1観光スポット!ジンベエザメウォッチングの現状は?
今回はセブ島に来たら絶対参加したいツアー、「ジンベイザメウォッチング」に参加してきました。
8月1日よりセブ島南東に位置する小さな港町「オスロブ」に生息する世界一大きな魚のジンベエザメと一緒に泳ぐことができる場所が観光客の受け入れをオープン致しました。オープン当日はオスロブ市長始め、セブ市の市長などの政府関係者がジンベイザメウォッチングに参加をしておりました。

新型コロナウイルスにより収入がなくなった地元の観光産業を復活させることを目的として以前のルール+新たなルールを加え再開いたしました。
1.参加の際は、州政府によるオンライン予約サイトに登録が必要。
2.ボートに乗船最大人数は5名まで
3.待機場所、待合室にはソーシャルディスタンスを示したマークを置き対応
4.参加者にはマスクの着用が必須
5.シュノーケリング等は許可されています。ジンベイザメには触れないどの規則は以前と変わりません。
6.ジンベイザメの観察は約30分程かかります。岸へ戻り下船する際、船員1人ずつに手を消毒するように呼びかけます。
以上のルールに従い、ジンベイザメウォッチングに参加することが可能になります。
~ ジンベイザメウォッチング、参加するまでの流れ ~
私達がオスロブに向かった際、オンライン予約サイトでの予約はせずに現地に向かいました。当日は、私達以外の観光客はいなく颯爽とした雰囲気が読み取れました。通常ですと沢山の人で溢れかえっている待機場所も閑散として寂しく感じました。
まず、始めに入り口で検温をします。

次に、指定の紙に参加者の名前・電話番号などの記入していただきます。
その際、風邪を引いていないかの記入欄があります。(記入するものは全て英語である為、観光客のお客様には少し難しい部分あると思いました。)
記入が終わったら船着場で英語でジンベイザメのシュノーケルについての説明がありました。こちらは通常時と同じ流れで対応しておりました。
シュノーケルセットのレンタルについてはゴーグルのみで息継ぎするチューブは外して対応しておりました。
いざ、小船に乗って沖に向かうと・・・

海は透き通っていて上から目視でジンベイザメを見ることができました。

また、観光客が減って海は綺麗になりジンベイザメが沢山訪れるようになったとのこと。この日は8匹のジンベイザメが訪れてくれていてとても見応えがあり生き生きしたジンベイザメを見ることができました!
間近で見れるジンベイザメ!

ロックダウン後、私が初めて訪れた日本人だったそうです。
その日は私達以外の観光客もいなかった為、完全貸切でツアーを堪能できました。
これからのフィリピンの観光再開はどうなっていくのか?
現在のセブ島の状況は少しずつですが、緩和してきていますが以前のセブ島に戻るにはまだまだ時間が掛かると思います。そんな中、嬉しいニュースもでてきております。10月1日から一般コミュニティ検疫(GCQ)および変更された一般コミュニティ検疫(MGCQ)のエリアからの国内観光客が「 ボラカイ島 」に旅行することをできるようになりました。

嬉しいことに、子供やお年寄りでもボラカイで休暇を過ごすことができます。ただ、旅行をする際はPCR検査結果が必須となっております。旅行日48時間前までにPCR検査を受ける必要があります。
さまざまな、厳しいルールの上で、休暇を取るとなるとゆっくり出来ない部分もあると思われます。
フィリピンの観光業はすごく厳しい状態が続いております。
一刻も早く観光業が再開できるのを祈るばかりです。